奇跡のりんご
ある日、信濃毎日新聞の広告にこの広告が載りまして・・
へえー、それまで不可能と言われていたリンゴの無農薬栽培に成功した木村秋則さんの講演会かぁ!
そこに、もんきち大ファンのオーガニック料理研究家・白崎茶会の白崎裕子氏もゲスト出演されるとのこと。
今、伝えたいこと、と題して木村さんはエネルギッシュにお話ししてくださいました。
白崎裕子さんのお話はほんの少しだったんでそれが残念でしたけど
司会の方から地粉を使ったレシピを積極的に開発していることを聞かれて
「お料理を教えていて、パンを作りましょうというと皆、パン用の強力粉を買って来る、そしてお菓子を作りましょうと言うと薄力粉を、パスタをというと専用の粉をまた買って・・と何種類もの小麦粉の袋が口を開いた状態になってしまう。
実は、バゲットなどのパンもお菓子もパスタも地粉で美味しく作ることができるんです。
輸入の小麦粉は収穫後に殺虫のために薬剤をかけていることもあるので、極力、国産の小麦粉を使った方が良い、少し高いようでも質の良い地粉を買った方が私たちの身体のためにも良いのです。」というとてもためになるお話でした。
最後の質問コーナーでも「白崎先生、長野にもお料理を教えに来てください!」と質問じゃなくて要望が来てましたがもんきちも同じ思いです。
本の物販コーナーで白崎茶会最新刊の必要最小限レシピを買いました。
塩の使い方一つとっても目からウロコの良本です。
スープの素を使わない野菜の出汁を引き出すスープの作り方を見て
夏野菜のスープを作りました。
塩気がしっかり付くことで我がズッキーニがこんなに美味しくなるとは。(笑)
初物のバターナッツカボチャも良い仕事してます。
うちにも四年前に植えたボレロというバレリーナツリーのリンゴが初めて実をつけています。
これも農薬や除草剤など使ってないので、ある意味奇跡のリンゴなのかもしれません。
去年は植え付けが遅すぎてイマイチだった食用ホウズキが色着きはじめました。
びっくりするくらい大きな実で甘味が強い♪
こぼれ種から出来た株の方が買ってきて植えた株より立派で美味しいの。
これも自然栽培と言えなくもないとも思いますが、
農への考え方、立場は人それぞれで
化学肥料も農薬もガッツリ使う人、
無農薬で有機肥料メインの人、(←私)
不耕起で肥料も使わない人など色んな人がいますねー。
専業農家の人や兼業農家、趣味と実益を兼ねた農、家庭菜園の人等々・・
地球環境に負担を極力かけない農業の在り方を自分なりに考えていきます。