もんきちの日記

信州佐久にIターンしたもんきちのカントリーライフ日記

原点

もんきちは子供の頃から植物を育てることが好きで物心ついたころは新宿の狭い借家の小さい庭で花を育てていました。小学校のころ郊外に引っ越したら、庭が広くなったので花だけではなく野菜も作り始めたらもっと夢中になってしまい、両親に貸し農園を借りてもらって野菜を作っていました。
いまでこそ「ガーデニング」や家庭菜園といえば、良い趣味と思われているけど、当時(昭和50年ごろ)はそんな地味な趣味の小学生って特に同級生は冷たかったですねー。
で、貸し農園で野菜を作っていたら、ある日アブラムシが大発生してほぼ全滅状態に。。
隣の区画のおじさんに「農薬をかければいいよ〜!」と薦められ買ってきて使ったら・・臭〜い!!!完全防備(マスク&手袋)が暑〜い!!気持ち悪くなった。。加えて、こんなに危険な毒を食べ物にかけて良いのか?という素朴な疑問。。ただ一つ確信できるのは自分がやりたいことと違うってこと☆
子供なりに疑問をもって図書館に行って調べたらこの本に出会いました!
『農薬を使わない野菜作り』徳野雅仁

早速借りてきて勉強。その後少ないおこづかいを貯めて買いました。
イラストの図解が美しくてお気に入りで、いつもこの本を持って農園に行っていました。だから、本自体はかなり汚れてしまっています。
信州にIターンして野菜作りを再始動して再び徳野雅仁さんの著作に触れる機会が多くなって、師匠に再会したような(?)なつかしい思いがします。
最近、気が付いたのはこの徳野さん、この『農薬を使わない野菜作り』のプロフィールには
野菜作りとニューウェイブを聴くことが生活の中心。特に、新世代による新しい音空間に最大の関心を持つ。『食』と『音』による変革に時代を予感。スロッビング・グリッスルディス・ヒート、パブリック・イメージ、ジェームズ・チャンス、DNA、モデル・シチズンズ、スパークス、イーノ、ファウストキャプテン・ビーフハートら、ニューウェーブとその周辺の重要なレコード500枚との関わりを、今、まとめている。
マニアックなラインナップに驚きました。。。スロッビング・グリッスルってインダストリアル系で自然農とは真逆なイメージだけど、そういうギャップもひっくるめて徳野さんの魅力かな。
このまとめた文献が手に入るなら読んでみたいですねー(*^_^*)徳野さん、これからもリスペクトしつづけます〜☆